庭木の剪定
- バク
- 2016年11月11日
- 読了時間: 3分
今日は庭木の剪定を4時間程お手伝いしてきました。僕と、剪定の経験豊かな大先輩の二人で作業をしました。
今回はその剪定の様子と、そこで学んだことをご紹介します。
まず選定前の状態がこちらです。

↑左から金木犀、月桂樹、もみじ

↑左奥からビワ、柿、百日紅、プリペット、ムクゲ、ウッドデッキの内側に梅
朝8時、作業開始
僕はもっぱら木の切り倒しを担当しました。
まずウッドデッキ前に大きく成長したプリペットを切り倒し、その根元にあったムクゲを残しました。

その後もフェンス沿いのプリペットなどの木を切り倒していきます。

↑剪定完了(ビワは今の時期に花が咲いているので切りませんでした。)
〔花芽〕
剪定中に考えることの一つに花芽があります。例えばムクゲや百日紅は春の新芽に花芽がつくのでかなり大胆に切り落としてしまっても問題がありません。春に生えてくる新芽を想像しながら、多くの葉っぱに日が当たるようにイメージして剪定します。百日紅にいたっては新芽を生やすコブのところまできり丸坊主にします。
花芽の影響でこの時期に剪定してはいけない木があります。それは堺市の木にもなっているツツジです。ツツジは春に花が咲くのですが、その花が枯れたあとすぐに花芽がつきます。ですので、この冬の時期に剪定してしまうと来年の春にはほとんど花が咲きません。ツツジは花が終わると同時に剪定することがベストなのです。

↑掃除
剪定作業自体は2時間半ほどで終わったのですが、切った後は切った木を捨てなければいけません。堺市では小さく刻んでゴミ袋につめてゴミ収集車に回収してもらう方法が一般的です。(2袋~3袋しか持って行ってくれませんので数週に分けます。)今回はここ数年剪定をしていなかったこともあり10袋近くになってしまいました。
できれば、その木その木に合わせた時期に、こまめに剪定してあげると一番いいのだと思います。
〔アジサイの剪定〕
今回はアジサイの剪定をもう少し掘り下げてみます。

このアジサイの株は数年の間、剪定されていないようすで根元がかなり密集してしまっています。実はこの密集地帯の枝の半分以上はすでに枯れています。手で簡単に折れてしまうのでそれを目安に整理していきます。
次に伸びていた枝を整理します。アジサイの新芽はこの時期すでに出てきているものがあるので、その1センチくらい上でカットします。


最初の写真と見比べると、だいぶすっきりしたと思います。こうすることで根元にも日が当たり、下からも新芽が生えてきて、6月にはたくさんの花(厳密には花ではありません。)を咲かせてくれます。・・・たぶん。
他にもモミジや百日紅、ムクゲ、ビワ、柿、梅などについても剪定しました。剪定は非常に奥が深く、次のシーズンにどれくらい花や実がつくかに直結します。はたして今回の剪定はどうだったのか、正直なところ僕には分かりません。今回触れた木々が無事綺麗に咲き誇ってくれたらと願うばかりです。
以上
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