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カセットテープの音源デジタル化

  • バク
  • 2017年2月25日
  • 読了時間: 3分

今回は少し毛色が違うご依頼をいただきました。

「カセットテープの音源をCDに焼いてほしい。できる?」と言うものです。

IT技術については専門家ではありませんが、こうやってホームページを自分で運用するくらいの知識はあるつもりです。もちろん「YES」とお応えしました。そもそも、基本的にご依頼を断ったことがありません。

今回はCD化するときに最低限必要な設備や、やり方をご紹介します。

まず必需品「オーディオインターフェイス」と「デジタルオーディオワークス(通称DAW、以下DAWと表記)」です。自宅で録音する機会がある方、ミュージシャンやユーチューバーなどの方々が使っている機械です。

ROLAND ( ローランド ) / QUAD-CAPTURE UA-55

オーディオインターフェイスとはこの機械のことを言います。パソコンに音を取り入れたり取り出したりする為のものです。

そしてDAWとは下のパソコン画面に映っている音楽製作ソフトのことです。

僕が使っているDAWはROLAND ( ローランド ) / QUAD-CAPTURE UA-55に付属しているAbleton Live Liteというソフトです。Liteと言うのは体験版と言うことです。体験版でも十分使えます。このDAW、世界の終りのLIVEでも使われているそうです。まぁ使い方のレベルが違いすぎますが。

写真のようにカセットプレイヤーからアナログで音を出して、オーディオインターフェイスを通してデジタル化してパソコンに取り込みます。

オーディオインターフェイスを通すことで音質が改善する効果があります。DAWでは自由に音を切り貼りできるので、例えばカセットテープで録音した際に表面と裏面の入れ替えのときに途切れた音を調整したり、不必要な間なども簡単に編集できます。またノイズを取り除くこともできます。もちろんCD化するときにトラック分けする為にも使います。

出来上がりです。

僕が生まれる前後の音源です。貴重な品なのですが、録音の音質が良く、テープの伸びやキレもなかったので綺麗に仕上がりました。

トラックはタックシールに印刷して貼りつけました。

タックシールは文具店やホームセンター、電気製品量販店で購入でき、ワードでプリントができます。

お客様から大変ご好評をいただけたので、追加のご注文も頂きました。

追加注文では内面の目次を、電気屋さんでみつけたインデックスカードに印刷しました。

懐かしいカセットが出てきたけどCD化できないかといったご依頼がありましたら、お申し付けください。

料金体系も掲載させて頂きますね!

〈料金体系〉

〔基本料金 1,000円/1枚〕

・カセットテープを1枚(表裏で1枚)、デジタルデータ化する料金です。

・C90テープまで利用可能です。

〔編集・調整料金 500円/1音源〕

・カセットの裏表は自動的に別音源になりますが、この場合はこの費用はかかりません。

・1枚のカセットテープを音源ごとに区切る場合に(トラック分け)必要な料金です。

・2枚のカセットを1枚のCDにする場合にも必要な料金です。

・トラック間は2秒ほどで、適度に調整させて頂きます。

・音量調整なども適時行います。

※カセットを区切る場合はカセットのどの部分で分けるのか、分かるようにメモをご用意ください。

※区切る内容毎にトラック名を指定してください。

〔例〕編集2回、1,000円

1枚目のカセット26分あたりまで、Aさんの挨拶。

1枚目のカセット26分~35分あたり、Bさんの挨拶。

1枚目のカセット裏面、Cさんの講演。

2枚目のカセット全部、ABC講演会のディスカッションタイム

上記を1枚のCD化してください。

〔CD化、ダビング料金 500円/1枚〕

・上記編集したデータをCD化する場合の費用です。CD本体費用は込みです。

・1枚のCDは800MBが容量の上限です。

・音楽データであれば30MB~50MBですので、15曲ぐらい、時間にして80分ぐらいです。

・音源データをMP3データとした場合、100MB /1時間くらいですので、7時間くらいです。

※データ量は音源により変化するので上記の時間が必ず1枚に入るというわけではありません。あくまでも目安としてお考えください。

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