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畑の日除け

  • バク
  • 2017年4月28日
  • 読了時間: 2分

畑に日影がなかったので日除けをつくりました。

作る時のポイントをあげていきます。小屋などをつくるときに参考にしてください。

まず木材はホームセンターで購入してカットもしてもらいます。

トラックも借りることができます。

ここに建てます。

まず基礎ですが、本来は住宅などの基礎では割栗石を引いてその上にコンクリートを流し込んで束石や布基礎を施工するのが本当です。もちろん地盤によっては地盤改良工事も必要です。

ただ畑の小屋づくりは大抵コンクリートブロックを置く程度です。費用対効果が重視されます。

少しだけ掘って水平機で水平に据え付けていきます。

4か所の高さもこういった具合に木材を渡して水平を見ていきます。

奥に向けて水勾配を付けます。今回は1/100とほぼ気持ち程度の水勾配にしました。

庭先の水勾配が1/100~3/100です。屋根であれば30/100以上が目安です。

水が真ん中の線に入っていれば水平です。

横の材料が水平であるかどうか、縦の部材が垂直であるかが最も重要なところです。その小屋の寿命と直結してきます。

加えてすべての角が90度、直角が出ているかもできる限り確認しましょう。

小屋組みであれば土台を敷き水平を確かめたあとで柱を乗せます。

今回は東屋、休憩所ですので土台はありません。

柱間も1820が住宅の基本ですが、4000あります。柱と梁は900角です。

高さは梁下で2100程度です。あと200低くてもよかったかなというのが作ってみて正直な感想です。思っていたより高いなぁと感じています。

身長1800の人が頭を打たないくらいが目安かと思います。もちろん自分しか使わないという場合は自分の身長プラス100くらいで充分ですし、そちらの方が作りやすいしメンテナンスも楽にできます。

柱と梁だけではぐらぐらですので筋交いを入れます。

屋根の部分も本来であれば母屋という部材や小梁といった太い部材を入れますが、省いて梁の上に直接垂木を乗せています。

最後に屋根を上から波板用の杭で止めます。屋根材はポリカーボネート熱戦吸収版です。

今回はデザインも強度も何もありません。ただただ安く、シンプルに、最低限必要な要素だけをと考えました。

正直、いつまでこの状態を保てるのか解りません。5年はいけると思います。10年はどうでしょうちょっと自信がないです。

とにかく日除け、雨よけがこれでできました。全面はこの夏キュウリやスイカによる緑のカーテンになる予定です。

気軽に遊びに行ける農園になればいいですよね!

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